お知らせ

6月の保育(美咲通信より)

爽やかな初夏の季節を迎えました。木々の新緑の深まりとともに、子ども達の園生活もいきいきと輝き、4月は「元気な泣き声」が聞こえた園内も、今では「元気な笑い声」でいっぱいとなりました。そのような子ども達の姿を、お迎えにいらした保護者の皆様と一緒に喜び合えることを、大変嬉しく思う毎日です。
乳児の子ども達は、担任との愛着関係ができ、園生活を安心して過ごせるようになっております。「はいはい」や「伝い歩き」「歩行完了」といった様々な発達過程の子ども達が、同じ室内で一緒に生活をしておりますが、小さい子ども達でもお互いの存在から刺激を受け、次の発達へと促されていることが分かりますので、担任は子ども同士のかかわりを大切にし、子どもとの適度な距離感を保ちながら見守ることを大切にしております。また、幼児の子ども達は、様々な場面で自己発揮を始めました。教育保育活動に意欲的に取り組み、自信につなげている反面、友達とのトラブル、できないことや困ったことへの苛立ちや不安も抱えている様子も見えますので、担任はチーム間での共通理解のもとに指導や援助に入るタイミングを考えております。その姿からは、個々の発達を理解していることはもちろんですが、子どもの力を信じて見守ろうとする思いが伝わってきます。今後も個の理解に努め、発達に適した援助や環境を整えていけるように、職員間の学びを深めていきたいと思っております。                               

さて、6月4日より各組ごとの「保育参観」が行われます。子ども達の興味や関心に合わせた内容を考え、各組共に準備を進めておりますので、どうぞ楽しみにご参加願います。また、「懇談会」におきましては、事前に保護者の皆様より、お子さんの様子についてはもちろんのこと、担任へのご質問などを頂きましてどうもありがとうございました。懇談会の時間が保護者の皆様にとりまして、より有意義なものとなりますよう各担任ともに努めたいと思っておりますので、当日も保護者の皆様のお声をたくさんお聞かせ下さいますようよろしくお願いいたします。
(教頭 渡部会里子)