今年の梅雨時季も、広島県と愛媛県で大雨による甚大な災害が発生いたしました。被害に遭われた多くの皆様のお気持ちを考えると心が大きく痛みます。テレビや新聞などで、連日に渡り各地の被害状況が伝えられておりますが、自然の脅威に予想もしないことが起きる不安と恐怖を感じると共に、被害に遭われた皆様の生活が一日も早く安定しますように願わずにはいられません。加えまして、全国的にも猛烈な暑さに見舞われている今年の夏は、「記録的な猛暑」「命にかかわる危険な暑さ」という警戒も伝えられておりますので、小さな命をお預かりする園としましても、十分な注意と対策を進めております。エアコンでの室温管理はもちろんのこと、細やかな水分補給と休息、衣服の調節など、これまで以上に徹底した子ども達一人ひとりの健康管理に努めておりますので、どうぞご安心下さい。

　さて、７月２１日に「夏祭り夕涼み会」が開催されました。かわいい浴衣や甚平に身を包み、参加してくれた子ども達の姿が、祭りの雰囲気を一層盛り上げてくれておりました。また、同窓生やその保護者様も多く参加され、溢れる笑顔と弾む会話から、友達や先生との久しぶりの再会を喜んでいる姿をたくさん見ることができました。今年も役員様の発案で、ポップコーンや太巻き寿司、かき氷（マンゴー味）などの新メニューもありましたが、皆様から大変好評で、美味しく召し上がっていただけていたように思っております。このように、参加された皆様にとっての楽しい夏祭りが無事に終了いたしましたのも、ファミリー会役員の皆様の細やかな準備、計画と、保護者の皆様のご理解とご協力のおかげと心から感謝しております。本当にどうもありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　８月はお盆や夏休みなどで、ご家族や親せきの皆さんが大勢お集まりになることもあるでしょう。海や川などに出かけたり、夏ならではの楽しいイベントも計画されているご家族もいらっしゃるのではないでしょうか。どうぞ、熱中症などには十分にお気を付け頂きまして、事故やけがのない楽しい思い出を作ってほしいと願っております。  　　　教頭　渡部会里子