お知らせ

9月の保育(美咲通信より)

 残暑が大変厳しく、全国的に気温が高い日が続いております。テレビや新聞でも、熱中症への警戒が、コロナウイルス感染情報と共に連日伝えられておりますので、子ども達の健康管理には十分に配慮を行ってまいりたいと思います。

 今年は、「新しい生活様式」の基での夏を過ごされたことと思います。たくさんの制限や我慢が求められる中でも、保護者の皆様が子ども達の家庭生活に潤いを与えるべく、様々な体験を子ども達に用意して下さったことが、子ども達との会話から伝わってまいりました。真っ黒に日焼けしたお顔で笑顔いっぱいに、「プール遊びをしたこと」「海や山に行ったこと」「花火をしたこと」など話をしてくれました。また、1、2歳児の子ども達は随分と語彙が増え、大人との会話が成立してきております。「楽しい気持ち」や「嬉しい気持ち」はこんなにも誰かに「伝えたい」「聞いてほしい」という意欲へとつながるものなのですね。そのような姿からも、8月の保育では、一人ひとりと丁寧に向き合いながら思いに寄り添い、共感する時間を大切にしてまいりました。この夏の体験が、今後の生活や遊びの中で発揮されますよう、適切な援助や指導を行ってまいりたいと思います。

 さて、今年度の「育脳教室」の取り組みの様子を、今月から3回に渡ってお伝えいたしますので、別紙をご覧下さい。久保田式育児法による育脳指導を基本にしながらも、子ども達がより興味関心をもち、楽しく活動に取り組むことができますよう、美咲こども園独自の指導も加え実践しております。「脳」を育てることは「心」を育てること、学力ではなく、人との豊かなかかわりをもてる社会性、美しさを楽しめる感性など、心豊かな力を身に着けることも大切に、今後も丁寧に指導を進めてまいりたいと思います。        教頭 渡部会里子