爽やかな初夏の季節を迎え、木々の新緑が日に日に深まりを見せると同時に、子ども達の教育保育活動もより充実した内容が展開されております。
幼児組では、5月16日(金)に「親子遠足」が実施され、羽黒山登山を楽しむことができました。親子で一緒に「目標をもって挑戦すること、やり遂げた満足感を味わうこと」をねらい、実施をいたしましたが、どの保護者様もそのねらいを心に留め、お子さんを引率下さいました。「一等賞になるんだ!」と、意気込む子ども達の速さに「ついていくのに必死でした」と口にするお父さん。また、おんぶ抱っこを想定していたものの、一生懸命に登る我が子の姿に「頑張りました」と感動していたお母さん。私は当日、頂上にて子ども達に、ご褒美の「金メダル」を渡しておりましたが、一緒に頑張られた保護者様には、金色に輝く「トロフィー」を差し上げた気持ちでいっぱいでおりました。お体には大変なご負担をお掛けいたしましたが、保護者の皆様から頂いた温かなご理解とご協力のお陰で、職員は全行程において、事故怪我のない安全な行事運営に努めることができましたことに、心より感謝申し上げます。子ども達におきましては、遠足を通して得た「満足感と達成感」を今後の活動に活かしていけますよう、各組共に事後指導を大切に進めてまいりたいと思っておりますので、引き続き子ども達の育ちを、ご一緒に見守って下さいますようお願いいたします。
さて、6月4日より各組ごとの「保育参観・懇談会」が行われます。今年度も昨年度同様、各組共に育脳指導をご覧頂きますが、子ども達の発達や、興味や関心に合わせた指導法で実践いたしますので、どうぞ楽しみにご参加願います。子ども達と職員一同、保護者の皆様のおいでを心よりお待ちいたしております。
6月は梅雨時期に入りますが、子ども達の健康と安全に留意し、たくさんの笑顔と笑い声が、園舎内外に響き渡る毎日でありますことを願っております。
園長 渡部会里子