爽やかな初夏の季節を迎え、木々の新緑も深まりを見せる季節となりましたが、朝夕と日中の寒暖差が大きく、全組共に体調を崩し欠席されるお子さんが大変多い5月となりました。次第に梅雨時期も迎えますが、今年は「梅雨時期が長く、梅雨明け後は猛暑になる」との予報も出ておりますので、園生活においても、子ども達の体調管理と共に、暑さ対策には十分な警戒が必要と思っております。
さて新年度が始まり早いもので2ヶ月を終えましたが、子ども達の生活や遊びはもちろんのこと、各組共に様々な教育保育活動が展開されております。幼児組では、教育活動の年間テーマを「自然とのかかわり」とし、各月毎に様々な実践を行う計画でおります。室内には、様々な視覚的教材も展示されておりますので、保護者の皆様にもご覧頂けていることと思います。5月のテーマは「山の自然」、庄内平野を眺める雄大なたくさんの「山」について様々な学びを得る為に、各担任は子ども達の「なぜ?どうして?」の不思議を引き出し、考えたり調べたりする過程を大切に、指導を行いました。乳児組は、様々な発達の子ども同士をあえてグルーピングし、「見たり真似たりしながら物事への興味関心を高めること」をねらい実践を行いました。1、2歳児の戸外活動でのかかわりは、「見て真似る」絶好の機会だったように思います。
このように、心身共に一回り大きく成長した子ども達の姿をご覧頂きたく、
5月30日より全組共に「保育参観及び懇談会」を実施しております。今年度も昨年度同様、各組共に「育脳指導」をご覧頂きますが、子ども達の発達や、興味や関心に合わせた指導法で実践いたしますので、どうぞ楽しみにご参加願います。また、懇談会におきましては、保護者様よりご記入頂きましたアンケートを基に、テーマはもちろんのこと、各保護者様のお悩みにつきましても、ディスカッション形式で進めてまいります。各担任は、各お悩みの解決へのヒントをより多くお伝えできますよう準備を進めておりますが、保護者の皆様のお声もご遠慮なくお聞かせ下さい。子ども達と職員一同、保護者の皆様のおいでを心よりお待ちいたしております。
園長 渡部会里子