入園、進級し早一ヶ月が経とうとしております。4月に入所した園児8名は、比較的早い段階から安定した園生活を過ごしております。これも保護者の皆様が、各ご家庭でお子さんとの愛着関係をしっかりと丁寧に形成されていた証でしょう。職員は、そのバトンをしっかりと受け取り、子ども達の心の安定と、担任との愛着関係を築く為の援助と環境構成に重点をおきまして、教育保育を進めてまいりました。
5歳児は、園のリーダーとして意欲的に生活や活動を進めながら、小さい子のお世話も頑張ってくれております。まだ新米リーダーですので、思うようにならないこともありますが、この経験は確実に子ども達の心の育ちにつながることでしょう。4歳児は、進級した自信から、活き活きと生活を進めております。3歳児を前にお兄さんお姉さんぶりを発揮する姿を大変頼もしく見ております。3歳児は、環境変化に不安を感じておりましたが、現在では安定をいたしました。新入園児を1名迎えましたが、優しく手を握り、一緒に生活や遊びを楽しむ姿から、子ども達の優しい心が伝わります。2歳児は、生活や遊びの中で、自分でできることが増え、それぞれに自己発揮を始めておりますし、0、1歳児は、喃語や身振り手振りで自分の思いを伝えようと一生懸命な姿が見えますので、担任はその一つ一つを丁寧に受け止めながらのかかわりを大切にしてまいりました。
保護者の皆様におかれましては、新年度にあたり、心配や不安を感じられたこともおありになったと思いますが、担任と共に、子ども達の姿を見守って頂きましたことに心より感謝いたします。今後も、0歳児から5歳児までの子ども達が共に育ちあい学び合い、よりより個や集団の育ちとなりますように、職員一同丁寧に教育保育を進めてまいりたいと思います。各ご家庭におかれましても、お子さんの様子で心配なことや気になることがございましたら、担任はもちろんのこと、内容によりましては
看護師、栄養士もお話を伺いますので、どうぞ遠慮なくお声掛け下さい。
園と保護者様とのより良い連携の基に、子ども達の健やかな成長を支えられますことを願っております。
園長 渡部会里子