お知らせ

2月の保育(美咲通信より)

 春の訪れが待ち遠しい今日この頃ですが、保護者の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。寒さが厳しい日もありますが、それほど積雪がなく、朝夕の通勤や除雪作業に時間をとられる日が少ないことは大変幸せなことだと思っております。今後は、程よく降り積もった雪の中で、雪国に生まれた子ども達ならではの嬉しい冬の体験ができますよう活動を進めてまいりたいと思います。
 さて、園では1月より移行期としての新しい体制がスタートし、各組それぞれに進級や就学に向けての保育を進めております。0~4歳児は、新しい生活環境の中で、不安や緊張を感じながらも、大好きな友達や担任と一緒に、一つ大きくなることへの期待と喜びをもち、生活や遊びに取り組み、5歳児は、園内での美咲小学校に加え、新施設においてのタブレットを使用した学習も始まりました。学習ソフトは、単に文字や数字を覚えさせるのではなく、子ども達が楽しく学びを進められるように、視覚的にも聴覚的にも様々な工夫がされておりますので、子ども達も大変意欲的に取り組んでおります。このように、どの組におきましても、移行期保育の始まりを安心安定の中で開始することができましたのも、ご理解とご協力を頂いております保護者の皆様のおかげと感謝しております。2月は、子ども達の緊張も和らぎ、より安定した生活が過ごせるようになる反面、一人ひとりが内面に抱えている様々な思いが表われてくる時期でもありますので、各担任は個々を見守り、適切な援助を行っていくことに努めてまいります。お子さんのことで心配や気になることがございましたら各担任まで遠慮なくお話下さい。
 全国的に「インフルエンザ」が猛威を振るい、当園におきましても、年明けに、幼児組の園児に感染が拡大し、保護者の皆様には大変なご心配をお掛けいたしました。現在はお蔭様で感染状況は落ち着いておりますが、今後も徹底した手洗いやうがいなどの予防に加えまして、玩具消毒など細やかな配慮も十分に行いながら、感染予防に努めてまいりたいと思っております。また、各ご家庭でも、お子さんへの手洗いやうがい等のお声掛けをして頂くと共に、体調管理にもご留意下さいますようお願いいたします。

教頭 渡部会里子