今年は例年にない厳しい残暑となりましたが、次第に朝夕はもちろんのこと、日中の気温も安定し、秋の訪れを感じることができるようになりました。庄内平野では稲刈り作業も始まり、コンバインの音が収穫の秋を知らせてくれておりますが、猛暑の影響で米の品質にも大きな影響が出ているようです。庄内では、他たくさんの野菜や果物などが収穫の時季を迎えますが、生産者の皆様が心を込めて育てた食材が安心安定のもとで提供され、園はもちろんのこと各ご家庭の食卓まで届きますことを願いたいと思います。

　さて、９月２６日（火）には、「運動会」が開催されました。今年度は、コロナ禍を得て４年ぶりの全園児親子参加となりましたが、子ども達はもちろんのこと、参加下さいました保護者の皆様のご理解とご協力のおかげで、大きな事故や怪我なく無事に終えることができましたことに、心より感謝しております。乳児組の子ども達は、各年齢の発達に合わせた競技内容の中で、お父さんお母さんに抱っこやおんぶ、ジャンプなど大変愛くるしい姿を見せてくれておりました。その姿に、会場にいる全ての皆様が優しい眼差しで応援し、大変温かな雰囲気に包まれておりました。幼児組の子ども達は、残暑厳しく熱中症対策として室内練習が中心となり、限られたスペースと時間の中での取り組みとなりましたが、友達や担任と共に意欲的に行動する姿や、共通の目的に向かい一生懸命に取り組んだり、仲間を応援する姿に、個と集団の大きな成長を感じるとことができました。これも、当日の保護者の皆様の、子ども達への温かな応援のおかげと思っております。加えまして、ファミリー会役員様を中心といたしまして、他多くの保護者の皆様からも、準備や片付け競技中におきましても大変大きなご協力を頂きましたことに心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

　鶴岡市内でもコロナとインフルエンザ感染により学級閉鎖が行われた学校もあるようです。これからは寒くなり、より様々な感染症への注意が必要な時期を迎えますので、子ども達の健康管理には十分に留意してまいりたいと思っております。保護者の皆様におかれましても、お体には十分にお気を付けてお過ごし下さいますようお願いいたします。

教頭　渡部会里子