今年の夏は、例年にない猛暑で３５℃を越える日が続いておりますので、各ご家庭におかれましても、熱中症対策にも配慮されながら、各行楽地等へのお出掛けをされたのではないでしょうか。幼児組の子ども達は、真っ黒に日焼けしたお顔で笑顔いっぱいに、「海水浴に行ったこと」「家族でバーベキューをしたこと」「赤川花火大会に行ったこと」など、たくさんの話をしてくれました。また、１、２歳児の子ども達は、随分と語彙が増え、大人との会話が成立してきております。「楽しい気持ち」や「嬉しい気持ち」はこんなにも誰かに「伝えたい」「聞いてほしい」という意欲へとつながるものなのですね。そのような姿からも、８月の保育では、一人ひとりと丁寧に向き合いながら思いに寄り添い、共感する時間を大切にしてまいりました。この夏の体験が、今後の生活や遊びの中で発揮されますよう、適切な援助や指導を行ってまいりたいと思います。

　さて、９月には親子運動会が開催されます。コロナ禍の３年間は３歳～５歳児親子を対象とし開催しておりましたので、０歳～５歳児までの全園児親子が集う運動会開催は４年ぶりとなります。０歳～２歳児の可愛い子ども達の競技に加え、玉入れや綱引きも復活の予定でおりますので、再び賑やかで活気ある運動会が戻ってくることでしょう。子ども達は、運動会までの約１ヶ月、自分の体を伸び伸びと使って遊ぶことの楽しさに加え、友達と一緒に一つの目標に向かい、力を合わせる経験もしながら運動会への意欲につなげてまいります。

　運動会当日は、各年齢における子ども達の頑張りはもちろんのことですが、子ども達同士のそのようなかかわりにも目を向けて頂きながら、楽しんで頂きたいと思っておりますので、お忙しい中ではございますが、ご参加下さいますようお願いいたします。そして、子ども達と共にいい汗を流し、笑顔がいっぱいの運動会となりますよう願っております。

教頭　渡部会里子