晩秋の候、稲刈りを終えた田んぼに白鳥が羽を休めている姿を目にするようになりましたが、同時に朝夕の寒さも深まりましたので、暖房機の使用を開始されたご家庭も多いのではないでしょうか。テレビ等では、今年の冬の天候についての情報も伝えおりますが、庄内の冬がどうか穏やかであってほしいと願いたいと思います。
さて、園の子ども達は、毎日の教育保育活動及び、調理活動を通して様々な「秋」を体験しております。先日は、幼児組の子ども達がクッキング保育で「芋煮汁」を調理しました。庄内の秋の恵みで調理されたメニューは、幼児組はもちろんのこと、乳児組の子ども達にも大変好評で、食べたどの子も美味しい笑顔でいっぱいになりました。一緒に味わった新米おにぎりは、一粒一粒が艶やかでまるで宝石のよう。小さな可愛い両手でおにぎりを一生懸命に持ち、パクパクと食べる乳児組の姿がとても愛おしく感じると共に、米どころ庄内に生まれた喜びを感じる時間となりました。
11月は、先にご案内をいたしております通り「保護者面談」が行われます。お子さんが入園、進級をしてからの、園での姿をお伝えすると共に、ご家庭での様子もお聞かせ願いながら、ご一緒にお子さんの「成長」を確認し、また、次の「発達」に向けての「援助や課題」について話をさせて頂きたいと思っております。各担任は、教育保育要領をもとに、5領域「健康・人間関係・環境・言葉・表現」から子ども達一人ひとりの姿を捉えたものをまとめ、面談にあたりますので、お子さんのことで不安や心配な事項、または園へのご要望などがありましたら、どうぞご遠慮なくお話下さいますようお願いいたします。 教頭 渡部会里子