お知らせ

7月の保育(美咲通信より)

 園内の笹竹には子ども達の願いが込められた短冊が飾られ、時折風に揺れながら、子ども達の願いを空まで届けてくれているかのようです。乳児の願いは「一人で歩けますように」「アンパンマンに会えますように」「トイレでおしっこができますように」と可愛いらしく、幼児の願いは「プールで泳げるようになりたい」「かぶと虫と友達になりたい」など、夏の活動や遊びへの期待が感じられます。また、「コロナウイルスが早く終息しますように」という願いも多く、この願いはどの人々も切実に願う共通の思いではないでしょうか。今年も、子ども達一人ひとりの願いに寄り添う、丁寧なかかわりを大切にすると共に、「七夕の伝統文化に触れること」「製作や歌、踊りなどの表現活動を楽しむこと」「星座に興味をもち、見たり聞いたりしながら関心を深めること」の、3つのねらいをもち、それぞれの年齢に合わせた教育内容を計画し、活動を進めております。ホームページ「今日の保育」でも、クラス活動の様子をつどお伝えしておりますが、保護者の皆様も子ども達と一緒に、七夕の世界をお楽しみ頂きながら、子ども達の思いに寄り添って頂けましたら大変嬉しく思います。

 さて6月中旬に、庄内地方も梅雨入りを迎え、梅雨明けは7月下旬の予定のようです。また予報によりますと、今年の夏も大変暑い日が多くなるとのことですので、コロナ感染防止対策に加え、熱中症対策にも十分に配慮し、子ども達の健康管理に努めていきたいと思っております。なお、園内は空調を利用し、適切な室内温度と湿度管理に努めると共に、活動内容に伴う場所や時間にも十分に配慮をしてまいりたいと思っておりますので、どうぞご安心下さいますようお願いいたします。
                               教頭 渡部会里子