18日の深夜に発生しました山形県沖地震は、震度6弱を観測いたしました。普段通りの一日を終え、就寝に入ろうとしていた矢先の出来事に大変大きな恐怖と不安を感じました。海沿いにお住まいの皆様は、津波警報発令と共に避難を余儀なくされましたが、幸いなことに大きな津波も到来せず、無事に翌朝を迎えられ各ご自宅に戻られましたこと、そして、園の子ども達と保護者様やご家族の皆様におかれましても、大きな怪我や事故などもなく、登降園の際に元気なお顔を見ることができました時は、心から安堵をいたしました。園では、子ども達のかけがえのない「命」を守る為に、毎月の避難訓練を実施しておりますが、今回の地震により改めてその意義を、職員一同心に留めました。引き続き、あらゆる事態を想定した内容での訓練の徹底をしてまいりたいと思います。
さてこの度、鶴岡市シルクタウン・プロジェクト事務局より案内を頂き、「かいこ飼育体験」を幼児組の子ども達が行っております。鶴岡の礎となった絹産業の文化の保存継承を目指し、平成22年度からの取り組みではあり、当園では2回目の実施となります。小さな小さなかいこが「桑の葉」を食べ、日に日に大きく生長し「繭」を作るまでの過程を通し、たくさんの学びを得た子ども達です。小さな「命」を大切に見守りながら、「命」の尊さにも触れ、子ども達と一緒に考える時間を持てたことは、大変意義のある飼育体験だったと思っております。
7月20日は「夏祭り夕涼み会」が開催されますが、役員の皆様が夜遅くまで話し合いを重ねて準備や計画を進めておりますので、当日はより多くの皆様が参加され、楽しい時間を過ごされますことを願っております。保護者の皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
教頭 渡部会里子