園内の笹竹には親子で願いを綴った短冊が飾られ、時折、園内に吹き込む風に揺れながら、子ども達の願いを空まで届けてくれているかのようです。「みんなが幸せに暮らせますように」「みんなと仲良く遊べますように」「ピアノが上手になれますように」「早く走れるようになれますように」など、子ども達一人ひとりの願いに寄り添う丁寧なかかわりを大切にしながら、七夕の日まで夢と期待を膨らませてまいりたいと思います。

　先日、酒田市の泉保育園、北新橋保育園の職員の皆様が二日間にわたり、１８名ずつ当園に視察にまいりました。当園が実践しております「見守る保育」による保育者の援助と環境構成」「異年齢保育の進め方」「職員連携」を学ぶことをねらいに視察をされましたが、私達職員にとりましても、視察された皆様からのご意見を頂戴することは、日々の保育の振り返りを行うことにもなり、様々な気づきや学びを得られること、また、参加された職員の皆様から頂くお褒めの言葉は、職員にとっての保育への自信と喜びにもつながり、有意義な研修の時間を共に過ごすことができました。

　今後私達も、様々な研修の場に積極的に参加し、子ども達にとって質の高い教育と保育を提供するため、さらに学びを深めてまいりたいと改めて確認をいたしました。
　さて、７月２１日は「夏祭り夕涼み会」が開催されますが、役員の皆様が夜遅くまで話し合いを重ねて準備や計画を進めておりますので、当日はより多くの皆様が参加され、楽しい時間を過ごされますことを願っております。保護者の皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

　教頭　渡部　会里子