残暑厳しい毎日を過ごしておりましたが、次第に朝夕はもちろんのこと、日中の気温も安定し、秋の訪れを感じることができるようになりました。庄内では、お米はもちろんのこと、たくさんの野菜や果物が収穫の時期を迎えておりますが、生産者の皆様が心を込めて育てた食材が安心安定のもとで提供され、園や各ご家庭の食卓まで届きますことを願いたいと思います。
先月25日には、運動会が開催されました。子ども達はもちろんのこと、参加下さいました保護者の皆様のご理解とご協力のおかげで、大きな事故や怪我なく無事に終えることができましたことに、心より感謝しております。
今年度の運動会への取り組みにおいては、全組共に「幼児期に身に付けたい36の基本動作」に丁寧に取り組み、その中から幾つか組み合わせた内容を各組の競技といたしました。「走る・跳ぶ・登る・降りる・這う」など、大変シンプルで簡単な動作を基本とすることで、一段ハードルを下げ、「ちょっぴり難しいけど、でもできそう…」この微妙な匙加減を、職員は大切に考えることを意識してまいりましたが、結果、身体を伸び伸び使い、友達と一緒に運動を楽しむ子どもの姿が増えましたことは、職員にとって大きな喜びでした。
加えて、3~5歳児にとっての運動会は「仲間と一緒に共通の目的に向かって力を合わせる」ことも経験できる大切な時間です。勝つ喜び、負けるくやしさを仲間と共有しながら、諦めない気持ちをもって取り組む姿を保護者の皆様にご覧頂きました。また、保護者の皆様の「綱引き」「リレー」をはじめとした数々の競技への力強い取り組みの姿は、子ども達に、大きな勇気と希望という力を与えて下さいました。本当に素晴らしい時間でした。各競技共に、子ども達と保護者の皆様の白熱した取り組みの結果、今年度は、白チームが優勝となりました。両チーム共に、友達や担任と共に意欲的に行動した姿や、共通の目的に向かい一生懸命に取り組み、仲間を応援した子ども達一人ひとりに、心からの拍手を贈り運動会を終えました。
当日は、多くの保護者の皆様より、準備や片付け、競技中におきましても大変大きなご協力を頂きましたことに心より感謝いたします。本当にどうもありがとうございました。
今後は寒くなり、様々な感染症への注意が必要な時期を迎えますので、子ども達の健康管理には十分に留意してまいりたいと思っております。保護者の皆様におかれましても、お体には十分にお気を付けてお過ごし下さいますようお願いいたします。
園長 渡部会里子