厳しい残暑を終え、澄み渡る青空と心地よい秋風の下、庄内平野では稲刈り作業が始まっております。
朝日新聞社の調査によりますと、今年は猛暑の影響とみられる新米の品質低下が、全国の主な産地の大半で起きているとのことです。加えて庄内では、大雨による浸水被害もありましたので、米以外の農産物への影響も心配されます。県内外の多くの方が、庄内の秋の味覚を楽しみにされておられると思いますので、より多くの食材が安全安心の下に購入できますことを願いたいと思います。
さて、日々の保育でも、子ども達が身近な秋の自然に触れ、活動を楽しみながら様々な興味や関心を広げ、より多くの学びを得てほしいと願いながら保育を進めております。乳児組は、戸外散歩を通し、昆虫や植物との触れ合いや、空気と太陽の光から季節の移り変わりを感じておりますし、幼児組におきましては、運動遊びを通し自分の体を伸び伸びと使って遊ぶことの楽しさに加え、友達と一緒に一つの目標に向かい、力を合わせる経験もしながら運動会への意欲につなげております。今年は、コロナウイルス感染対策措置により特別な形での開催となります。内容も例年通りではございませんが、このような状況の中でも、子ども達はもちろんのこと、保護者の皆様が共にいい汗を流し、笑顔いっぱいの運動会となりますことを心より願っております。保護者の皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。また、役員の皆様からは、当日の準備や片付けへのご協力も頂いけますことに心より感謝いたします。 教頭 渡部会里子